※2021/6/5時点の情報に最新化しました。
Dataverseやモデル駆動型アプリを練習したい場合、Power Apps Community Plan 改め Power Apps Developer Plan がお勧めです。Developer Plan であれば、用途が開発用に限定されてしまいますが、期限の制約がなくなります。その他、パフォーマンス等、いくつか制約はありますが、個人で勉強する分には Developer Plan は十分なプログラムです。
以下、Microsoft 公式のガイドに沿って手順を説明しますが、まずは Microsoft 365 Developer Plan で作成したテナントにサインインしておいてください。
Microsoft 365 Developer Plan のテナントの作成方法は以下を参照。
Microsoft 365 開発者プログラムへの参加 | IT長のネタ帳 (d3654.be)
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Power Apps Developer Planの公式説明が以下のサイトに記載されていますので、こちらを参照して手順を説明します。(2021/6/6時点でまだ日本語訳されていません)
Power Apps Developer Plan – Power Apps | Microsoft Docs
上記リンクをクリックして以下の説明を一通り読みます。
見出しリンクの ’Who can sign up for the Power Apps Developer Plan?’ をクリックします。(直接ページをスクロールダウンして該当箇所に行ってもOKです)
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’Who can ~ ’のセクションには「組織アカウントを持つ者がサインアップ可能」と書かれています。組織アカウントは Microsoft 365 開発者プログラムへの参加 | IT長のネタ帳 (d3654.be) で作成したアカウントを使用します。
その下の ’Where can ~ ’のセクションにSign upのリンクがありますのでクリックします。
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「無料で始める」をクリック。
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アカウントとして登録するメールアドレスの入力を要求されます。
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ここで Microsoft 365 Developer Planで作成したテナントのユーザーIDを指定します。
(厳密にはメールアドレスは組織アカウントであれば特に制約はないですが、Dataverse・モデル駆動型アプリの習得に際してはPower BI, Power Automate, Microsoft 365の各種製品との連携を試す機会も多いので、Microsoft 開発者プランをセットアップした組織アカウントをお勧めします。)アカウントを指定して「サインアップ」をクリック。
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既に登録済の組織アカウントを指定しているため、以下のメッセージが表示されます。そのまま「サインイン」をクリック。
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「開始」をクリック。 (「もう少しで完了」に惑わされて「開始」を押さないといつまでも終わりません)
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少し待ちます。
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登録されました。国を聞かれています。
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国を指定し、「同意」をクリックします。
![](/wp-content/uploads/2021/06/11_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
少し待ちます。
![](/wp-content/uploads/2021/06/12_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
サインアップが完了しました。試しに環境を見てみます。
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Microsoft 365 Developer Plan で作成したテナントのDefault環境とは別に環境が作成され、選択されていればOKです。
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試しにデータを見てみます。データタブからテーブルをクリックし、「通貨型」を選択します。
![](/wp-content/uploads/2021/06/15_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
データタブをクリック。
![](/wp-content/uploads/2021/06/16_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
データが1件存在することが分かります。いい感じです。
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もう一つ設定が必要です。権限を設定するため、管理センターに行きます。
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Defaultでない方の環境を選択します。
![](/wp-content/uploads/2021/06/19_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
「設定」をクリック。
![](/wp-content/uploads/2021/06/20_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
「ユーザーとアクセス許可」をクリック。
![](/wp-content/uploads/2021/06/21_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
「ユーザー」をクリック。
![](/wp-content/uploads/2021/06/22_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
Dynamics 365 でユーザーを管理する、をクリック。
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アカウントの認証を要求されます。(Dynamics 365 に制御が移るため。)
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ユーザー一覧が表示されます。自分の管理者IDを選択して「ロールの管理」をクリック。
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このように割り当てられている権限は少ない状態です。
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全部ONにします。(本番環境ではやらないでください。あくまで開発環境なので全部権限付与しています。)そして「OK」をクリック。
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少し待ちます。
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この画面になれば付与完了です。
![](/wp-content/uploads/2021/06/29_Setup-CDS-Learning-Environment_rev1.png)
これで準備完了です。
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