Dynamics365 for Sales と for Financialsの連絡先同期(3)


前回前々回は dynamics 365 for Sales から Dyanmics 365 for Financials の向きにContact(連絡先/取引先担当者)の同期を取って新規作成しました。今回は逆向き(for Financials → for Sales)に同期をとって新規作成してみます。

 

Dyanmics 365 for Financials のデモカンパニーに存在するでーたを for Salesに同期してみます。Alpine Ski House 社のPaulさんでやってみます。

まずはPaulを照会。

ナイスガイ風です。Contactボタンを押してまだ同期先がないことを確認します。

まだfor Sales上に紐づくContactがないことが分かります。カップリングするか?と聞かれますので、Yesを選択。

Create NewにチェックしてOKボタンを押します。

同期のジョブがスケジュールされました。

ログを見てみましょう。

あれ、、何も起きていない。。エラーにすらなっていないです。

条件を満たしていない??ということで連携設定を確認します。

条件は以下に記述しています。

中身はこちら。

改めてPaulのContactカードを見ると、、TypeはPersonだし、Company No.もブランクではない、、条件は満たしているようです。

もしや、Alpine Ski Houseに対応するAccountがfor Salesに存在しないのが原因?
リボンのCustomer/Vendor/Bank Acc. ボタンを押して得意先を見てみましょう。

得意先カードでカップリングをプルダウンすると確かに未カップリングのようです。

とりあえず、PaulをCohoWineryに紐づけてみますw
CohoWineryならばfor Sales上にカップリングされたAccountが存在します。

が、失敗します。すでに存在するデータが邪魔をしているようです。。

方針を変えて、CohoWineryの下に新規連絡先を取って同期してみます。(最初からそうすればよかった。。)

Enterを押します。

番号が振られるので、その他の項目を入れましょう。

名前とタイプとCompany No.あたりを設定し、カップリングします。

Create NewをチェックオンしてOKボタンを押します。

ログを見ましょう。

あっさりできてますね(笑)

カップリングされた先のfor Salesのデータを見ましょう。

こんな感じです。

ということで、for Financials から for Sales の向きのContact(連絡先/取引先担当者)は難しくありませんが、前提として得意先が同期されている必要があることが分かりました。

 

 

 

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