D365BC 会計士用ハブ(3)


D365BC 会計士用ハブ(2)では外部会計士をライセンスフリーのユーザーとして招待することを示しました。今回は裏側で起きていることを補足します。

会計士を招待したテナントで前回の記事を参考にD365BCのAdminCenterに入ってみます。するとNameとTypeが全く同じ環境が存在することが分かります。よく見るとApplicationFamilyが異なっています。 

右にスクロールしてURLを確認します。通常は https://businesscentral.dyanmics.com/xxxx ですが、 https://accountants.dynamics.com/xxxx となっていることが分かります。

別の環境として1カウントされているのかが気になりますね。前回の記事でProductionは3つまで、と説明しました。この性質を利用して、あといくつProductionを追加できるかやってみましょう。一つ追加して(Country=BEの環境を追加して)これで一覧上は3つです。

さらにもう一つ追加しようとすると、、

エラーになりました。3つ以上作れないよ、というメッセージですので、現状が3つとカウントされていることが分かります。

ユーザーIDの方も見てみます。Officeのポータルに移動します。左上のアプリランチャーからOffice.comを選択し、

O365ホームから管理タイルを選択。

ユーザー一覧の「ゲストユーザー」を確認すると招待した会計士のアカウントが表示されています。O365的にはゲストユーザー扱いなのですね。まあ、これは納得です。

会計士を招待したらProductionを一つ消費する、、正直微妙な感じもしますが、Previewなのでそのうち改善されることを期待しましょう。

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