2020 release wave 2 の新機能を確認する前準備としてversion17の環境を作成する。なお2020/9/18現在はPreview版がSandboxで提供されているのみ。通例では10月上旬にPreviewが外れて正式版がリリースされ、Productionでも作成できるようになるが、それまではSandboxのPreview版しか使えない。
version17のPreview版を作るにはBCのライセンスが必要。今回は手持ちのフリートライアル環境を使用した。O365(M365)管理センターからライセンスを確認すると以下のBCライセンスが割り当たっている。

O365(M365)のホーム画面。左側のDynamicsタイルをクリックする。ちなみに、最近(8月後半ごろ?)ホーム画面が変わったようだ。タイルが左側に集まっている。

DynamicsのHome画面。ここではBC以外のDynamicsのアプリもタイルが表示されている。BCのSandboxのタイルをクリック。なお、この画面は10月以降廃止される。O365(M365)ホームの「すべてのアプリ」からサインインする導線になるとのこと。

D365BCの管理センターに行く。いろいろと行き方はあるが、SandboxのURLで「Sandbox」を「Admin」に打ち換えるのが簡単。


BCの管理センター。ここにEnvironment(環境)の一覧が表示されている。

新しい環境を作成するには「+New」をクリック。

画面右側に環境の属性を指定する画面が表示される。

環境名は任意の分かりやすい名前を指定、TypeはSandboxを指定、CountryはJPを指定。

下のほうにスクロールするとEnvironmentのバージョンを指定する項目がある。ここでv17.xxx(Preview)を指定する。

すべて入力したらCreateを選択。

確認ダイアログのメッセージを確認してYesを選択。

環境の作成が開始する。しばらくStatusがPreparingのままになる。

頃合いを見てRefreshをクックして画面を更新する。

環境構築が完了するとStatusがActiveになる。

Environment名をクリックすと、、

Environmentの詳細が表示される。ここでURLをクリック。

BCが起動する。

v17環境にサインインした。確認のため、「?」マークをクリックし、、

ヘルプおよびサポートを選択。

下のほうにバージョン情報が表示されている。ここでv17であることが確認できる。

次の記事ではサンプルデータ入りの会社を作成する方法を紹介する。